【連載】第5話|紹介はつながる -行った先で次の一件を聞く
おざさは、またスマホを見ていた。
紹介フォームを作って、固定投稿を出して、
「ここ行ってみて」を待っている。
第4話を書いてから、数日。
状況は、特に変わっていない。
通知は静かだ。
もちろん、最初から簡単に来るとは思っていない。
知られていないサイトに、いきなり紹介が集まるほど、世の中は甘くない。
それでも、おざさは少しだけ考えていた。
「もし、最初の一件が来たら。」
その人に会いに行く。
話を聞く。
写真を撮る。
記事を書く。
そこまでは、もう決まっている。
でも、その先はどうする?
紹介された場所に行って、
記事を書いて、
「ありがとうございました」で終わるのか。
それだと、また同じ場所に戻ってしまう気がした。
紹介を待つ。
また待つ。
それでもいいのかもしれない。
でも、おざさは少しだけ別の形を思いついた。
行った先で、聞いてみればいい。
「次に、しがのが行くならどこですか?」
店でもいい。
人でもいい。
場所でもいい。
もし、その人が誰かを紹介してくれたら、
その場所へ行く。
そして、また聞く。
次の一件を。
そうやって、少しずつつながっていくなら、
しがのは“紹介で進むサイト”になる。
紹介を待つだけじゃなくて、
紹介をつないでいく。
おざさは、それを新しいルールにすることにした。
紹介されたら、行く。
そして、行った先で次の一件を聞く。
まだ最初の紹介は来ていない。
でも、その一件が来たら、
その先には、もう次の道がある。
そう思うと、少しだけ気が楽になった。
しがのは、急がない。
でも、止まらない。
もし、あなたの中に
「ここ行ってみて」があるなら。
その一件を、おざさに預けてほしい。
紹介はこちらから。
いつか、この紹介が
どこまでつながっていくのか。
この記事を読んだ方へ
「ここ、どう」「あの人どう?」と思い浮かんだ滋賀の場所や人があれば、教えてください。
紹介されたら、実際に行って、訪問後7日以内に記事にします。
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