【連載】第4話|紹介を待つ一週間 - まだ誰も知らない連載

おざさは、スマホを何度も見ていた。

第3話を書いてから、一週間。
大津京駅から湖まで歩き、「ここから始める」と決めたあの日から、もう数日が過ぎている。

しがのは、紹介されたら行く。

そのルールは変わらない。

だから、おざさは待っている。
紹介が届くのを。

とはいえ、ずっとスマホを握りしめているわけではない。
普通に仕事をして、普通に生活して、
ふとした瞬間に「来てないかな」と画面を見る。

通知は、まだない。

「まあ、そんなに簡単には来ないか。」

そう思いながら、少しだけ笑った。

第2話で縛りを決めたとき、
おざさはある意味で、自分の運転席を手放した。

どこへ行くかは、自分で決めない。
誰かの「ここ行ってみて」で、次の一歩が決まる。

だから、紹介が来ない日は、次回も決まらない。

少し不思議な連載だ。

でも、だからこそ面白いとも思う。

普通のブログなら、
行きたい場所を自分で決めて、
記事を書いて、更新する。

しがのは違う。

行き先は、まだ白紙だ。

それでも、おざさは焦っていない。

むしろ、
「紹介が来ない一週間」も、この物語の一部だと思っている。

もし、あなたの中に
「ここはいい」と思う滋賀の場所があるなら。

それは、もしかすると
おざさがまだ知らない滋賀かもしれない。

店でも、人でも、場所でもいい。

うろ覚えでも大丈夫だ。

「ここ行ってみて」

その一言が、次の回になる。

紹介はこちらから。

次回は、紹介で動きたい。

まだ見ぬ滋賀へ。

この記事を読んだ方へ

滋賀で 「この人に会ってみて」 と思い浮かぶ人がいれば、教えてください。

店主さん、職人さん、作家さん、地域で活動している人など。 名前がはっきり分からなくても大丈夫です。 紹介されたら、実際に会いに行き、 その人の仕事・店・活動・場所を写真と文章で残します。 紹介されたら、実際に会いに行って、訪問後7日以内に記事にします。

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