
おざさは、スマホを何度も見ていた。
第3話を書いてから、一週間。
大津京駅から湖まで歩き、「ここから始める」と決めたあの日から、もう数日が過ぎている。
しがのは、紹介されたら行く。
そのルールは変わらない。
だから、おざさは待っている。
紹介が届くのを。
とはいえ、ずっとスマホを握りしめているわけではない。
普通に仕事をして、普通に生活して、
ふとした瞬間に「来てないかな」と画面を見る。
通知は、まだない。
「まあ、そんなに簡単には来ないか。」
そう思いながら、少しだけ笑った。
第2話で縛りを決めたとき、
おざさはある意味で、自分の運転席を手放した。
どこへ行くかは、自分で決めない。
誰かの「ここ行ってみて」で、次の一歩が決まる。
だから、紹介が来ない日は、次回も決まらない。
少し不思議な連載だ。
でも、だからこそ面白いとも思う。
普通のブログなら、
行きたい場所を自分で決めて、
記事を書いて、更新する。
しがのは違う。
行き先は、まだ白紙だ。
それでも、おざさは焦っていない。
むしろ、
「紹介が来ない一週間」も、この物語の一部だと思っている。
もし、あなたの中に
「ここはいい」と思う滋賀の場所があるなら。
それは、もしかすると
おざさがまだ知らない滋賀かもしれない。
店でも、人でも、場所でもいい。
うろ覚えでも大丈夫だ。
「ここ行ってみて」
その一言が、次の回になる。
紹介はこちらから。
次回は、紹介で動きたい。
まだ見ぬ滋賀へ。
この記事を読んだ方へ
「ここ、どう」「あの人どう?」と思い浮かんだ滋賀の場所や人があれば、教えてください。
紹介されたら、実際に行って、訪問後7日以内に記事にします。


コメント